子育て

小学校の入学準備はいつからはじめたらいいの?

年長担任保育士としての経験と
わが家の場合の小学校入学までに必要なおすすめのものや準備しておきたい生活習慣についてお伝えしますね

 

入学準備はいつからはじめたらいいの?

基本的には、2月ごろの開催される【一日入学】など、親子で学校へ向かう際に説明される時間が設けられているので、その説明会の後に準備し始めるのがおすすめです

ランドセルだけは

ただし、ランドセルだけは早割があったり、好きなメーカーなどがすでに決まっている場合は、年長になってすぐの4月ごろから動き出しても良いかもしれません。

 

一日入学で、詳しく説明されてから

特に文房具は、キャラクターがNGだったり色柄などの指定があったり、手提げ袋などもサイズ指定などありますので、2月ごろから準備する心づもりでいたらよいと思います。

2人目・3人目の赤ちゃんの出産時期と重なったり、仕事が忙しい時期のママさんなどは、事前に大きいな子がいるママ友などに聞いても良いかと思いますが、一年ごとに学校の方針や考えなども変化していく可能性があることも考慮しておいた方がよいですね。

 

 

では、ここからは入学までに子どもと一緒に取り組む必要がある生活習慣についてまとめました。

 

入学までに準備しておきたい生活習慣

生活リズムを小学校の登校時間に合わせる

幼稚園や保育園の登園時間と、小学校の登校時間に変動があるご家庭が多いのではないでしょうか?

わが家も、自宅を出発する時間が1時間ほど変わってきます。

小学校の登校時間に合わせた、起床と朝ごはんのリズムをつけておくことで、毎朝慌てずにしっかりと準備ができ、精神的にも安定して小学校の生活に馴染んでいけると感じています。

また、ゆったりとトイレへ行く時間を確保しておくことも大切です。

徒歩で数十分程度かかり、教室に入ると朝学習の時間が始まります。今までの園生活に比べ、長い時間の集中が必要になる授業に、安心して取り組めるように、登校前のトイレの時間を我が家は大切にしています。

 

時計を見る習慣を身につける

長年保育士として年長組の担任をさせていただいた経験と、上の娘が入学してからも実感しているのが、自分で時計を見る習慣です。

幼稚園や子ども園、保育園では、必ず先生たちが、次の活動などを促してくれたり、「あとどのくらいで出発するよー!」など声をかけてくれますが、

小学校では自ら時計を確認しながら、残りの休み時間までの時間的な感覚を感じていきます。

長い・短い、の長さについてわかってきたら、時計の針の長い方、短い方、という表現で、日々の時間についてお話しするようにしました。

例えば、「ながいはりが、7になったらおしっこで8になったらげんかんをでれるようにじゅんびしようね!」など

毎朝の登園前に、声をかけてきました。

慣れてきたら、その7から8までが、5分間ということも伝えていきながら、時間と準備にかかる時間の感覚を積み重ねていきました。

そうすることで、わがやの場合は登校の準備などもスムーズな様子が見られたので入学準備におすすめです!

 

困った時に、助けてもらいたい気持ちを言葉で伝える

小学生になると、登校の時間帯からひとりで過ごす時間が増えます。これまでは、わたしたちお母さんがそばにいた状況でも、ひとりで状況を判断していくことが圧倒的に増えるということです。

登校から授業中・下校時間までの間、自分が困った時や助けてほしい時には、「ことばで伝えること」が必要になります。

防犯対策としてということとは別に、わが家の小学生のお姉ちゃんが一年生になった時にも実際に起こったことが、登校時に自分のかぶっていた帽子が、強風で車道に飛ばされてしまったことがありました。その時にも、高学年のお姉さんが、娘に話しかけてくれて【困ったことを言葉で伝えたことで】信号をきちんとみて車の状況が安全なことを確認して取ってくれたようです。

いまでも、その高学年のお姉さんには本当にありがたく思っています。

そして、ケガをしたり友達同士のトラブルなども、大人が終始見ている状況ではなくなるのでことばで状況を伝えることがとても大事になります。

●どんなところで

●どんなふうに

●どうなったのか

を、ことばで伝えられることも大切です。

入学前までに、親子でできる準備としてお子さんとのコミュニケーションの中で、積み重ねてみて下さい。

 

トイレは一人で、鍵をかける練習も

小学校のトイレは、保育園や幼稚園、子ども園とはトイレのサイズ感やドアの大きさも違いが出てくるので、大きなドアを一人で鍵をかけて、トイレが済んだら鍵を開けて出てくるという流れの練習もしておく良いと思います。

また、小学校ではまだまだ和式のトイレの場合もありますので、特に女の子の場合は、普段慣れてないと、なかなかしゃがんでトイレをすることに抵抗があったり、しゃがんでいられない、ということも出てきますので
事前に学校へ確認をしたり、和式トイレのある公共施設などで練習しておくこともおすすめします。

遊びの中で

おうちでできるしゃがむ練習は、遊びの中でアヒルさんのようにヨチヨチ歩いて移動したり、お母さんやきょうだいで追いかけっこをしてみるのもおすすめです。

 

 

 

小学校入学へ向けて準備が必要なもの

ランドセル

小学一年生といえば、ランドセルですね。入学から6年間という長い年月、子どもの成長と共に調整しながら使い続けられる耐久性と子ども自身が使いやすい機能性を重視して考えたいですよね。

また、カラー選びは男の子女の子というだけでなく、豊富なカラー展開をしているメーカーさんが多いのですので、きっとお気に入りのデザインとカラーのランドセルが見つかることと思います。

 

ランドセルカバー

6年間という長い間使い続けるため大切なランドルに必要なのが、ランドセルカバーです。雨や雪・いろんな汚れから守ってくれます。

ランドセルカバーについては、わたしの住んでいる地域では、小学1年生には「交通安全」のための黄色いカバーが入学後渡される予定ですので、そちらを1年は使う予定です。購入は2年生になってから考えようと思っています。

 

防犯グッズ

防犯ブザーや笛など、万が一のために備えてランドセルにつけるタイプの防犯ブザーを購入予定です。

いざとなった時に、咄嗟に使えるよう事前に使い方を一緒に練習しておきます。そして、その子それぞれの利き手に応じてランドセルの右側が使いやすいか左側が使いやすいかを確かめてからランドセルへつけることをおすすめします。

雨具・カッパ

基本的には、徒歩での登下校になりますので、必需品です。特にカッパは、ランドセルを背負ってもしっかりとカバーしてくれるタイプを購入予定です。

一年に一度ある、遠足の時にも必要になります。

 

通学用の靴

まだまだ一人で紐をを縛る、というところまでは難しいので、自分一人でピッタリと履くことができるタイプの運動靴を購入予定です。

 

文房具類

えんぴつ、消しゴム、定規など、さまざまな文房具が毎日必要になりますが、学校からの説明の前に購入するのはおすすめしません。

えんぴつだったら、Bなのか2Bなのか?なども違いますし、定規などもキャラクターのデザインがOKの場合もありますし、わが家の学校では【透明なもの】という指定もありましたので
説明会が終わってからの購入をおすすめします。

わが家の娘は、左利きですので、定規も左利きのものを選びました。とても使いやすいようで、おすすめです!

 

 

親子で準備をしながら喜びあふれる小学校入学を

生まれてからこれまで、お母さんと過ごす時間や大人と過ごす時間の方が多かった幼児期から、学童期へ大きく変化する入学。

小学校入学へ向けて、心の準備も身体の準備も、少しづつ準備できることを積み重ねていただいて、新たなスタートがより良いものになるとうれしく思います

 

 

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