「赤ちゃん返り」
このことばの意味を、ほとんどの方は下の子が生まれる時などに子どもがなるもの と認識している方が多いのではないでしょうか?
実は
ママのおなかの中に、赤ちゃんが来てくれた時から
すでに始まっているんです。
そして、それは
上の子だけでなく
かぞく全体に実は起こっているんですね。
赤ちゃん返りが始まる理由
赤ちゃんが生まれるとたくさんの注目や意識がそちらへ向かってしまいじぶんが(ママやパパ・かぞくも)優先されていないように感じたり
大切にされていないように勘違いしてしまうんです。
そうすると、本人も気づかないような深い意識から
- それまでできていたことができなくなってしまったり
- 注目をじぶんに向けてもらうような言動が増えたり・・・
そんな風に
赤ちゃんのような振舞いになってしまう。
「勘違い」と表現をしたのは
本当はありますよね?
ママからの愛情も意識も注目も。
無くなったわけではないけれど
そう感じてしまいます。
この表面的な振舞いでパパやかぞくとの折り合いが悪くなっていったりする原因となります。
赤ちゃん返りっていつからいつまで続くの?
お子さんの勘違いを元に戻してあげていく対応によって
長引いたり、ひどくなったり・・を繰り返します。
特に、イヤイヤ期と重なる場合は
実は赤ちゃん返りの部分もあります。
上の子ファーストにするときの注意点
下の子が生まれたら
●上の子を優先に
●上の子の希望をできるだけ
叶えてあげてください。と
聴くことがあると思います。
ただ、この時に注意してほしいポイントがあるんです!
なんでも、優先にすればよい。ということではありません。
生まれたばかりの赤ちゃんを抱えたママが
どうして、下の子を優先にするのか?をきちんとことばで説明して
場面によって
【待つこと】を覚えていく必要があります。
ぜひ、状況と理由を
お話して伝えること を
一つ一つ、大切にしてみてください
上の子にとって
人生の中で、この赤ちゃん返りの時期を
どう越えていくのかは
これから大きくなっていくうえで
●他者とのかかわり方や
●何かにチャレンジしていく時の
自信の持ち方などにつながる
とても大切なターニングポイントになります♪
産後のかぞくそれぞれの立場で起こる深い意識のしくみを知り産後クライシスをこういう視点からもみていくと
さまざまな関係性が見えてきます。