子育て

おもちゃを買わない子育てってどんな風にするの?

子どもが大きくなるにつれて、一緒に悩みも大きくなるのが、「どんなおもちゃを選んだらよいかわからない」だったり「おもちゃが多すぎて片付かない!」と悩んでいませんか?

赤ちゃんが生まれて大きくなるにつれ、その隣に・ベットの上に・リビングにおもちゃがあって楽しく遊んでいる光景は誰しもがイメージできるものではないでしょうか?

でも、実際は遊んでいないおもちゃがあったり、すぐに飽きてしまい同じような種類のおもちゃであふれていたり、収納スペースに入りきれなくていつもリビングのごちゃごちゃ感があったり・・

 

そんな時出合ったのが、【おもちゃを買わない子育て】という言葉です。この言葉に出合ったのは、下の子が生まれてからです。

 

この記事は、保育士歴19年・2児の保育士ママが、おもちゃを買わない子育てについて調べ実践してきたものをまとめました!

こんな方におすすめ

  • おもちゃを買わない子育てを知りたい
  • すぐおもちゃに飽きてしまうから困っている
  • 本当にこのおもちゃが子供にとってよいおもちゃなのかわからない
  • おもちゃの量が多すぎる気がしているけど捨てられない

 

 

おもちゃを買わない子育てって?

子供を不幸にするいちばん確実な方法は、いつでも、なんでも手に入れられるようにしてやることである。

参考:ルソーの名言より

この言葉を知って、子ども達へ与えるおもちゃについて、これまでの保育経験と私自身の子育ての中でこの数年考えてきました。

実際どのような形でおもちゃを買わない子育てを実践しているかというと、買うタイミングを決めているという選択をしている方が多い印象です。

子どもが欲しがるたびに買わないこと

例えば、お誕生とクリスマス という風に、季節の行事に合わせておもちゃを買い、日々の中では、子どもが欲しがるたびになんでもおもちゃを買わないという子育てですね。

では、おもちゃを買わない子育てということは、おもちゃの種類や数に限りがあるということ・少ないということにつながりますよね。少ないおもちゃというのは子ども達の成長にとってどうなのでしょう?

 

おもちゃを厳選することで

長年保育の現場で、0歳から~6歳までの子ども達と、文字通り朝から晩まで一緒に生きてきたわたしが子どもたちから学ばせてもらったことは山ほどあります。その中で、子ども達にとって遊びそのものが健やかな成長発達に直結していることです。

 

質の良いおもちゃで多様な遊び方を見つけていくこと

また、これまでたくさんのお母さんとかかわらせていただいて、「安いから良いかな~といった気持ちで購入したおもちゃは、すぐ壊れてしまって危険!」だったり、「すぐに飽きちゃうけど、このおもちゃは本当にこの子にあってるのかわからない・・・」などの相談もいただきました。

 

おもちゃ自体の数が多すぎると

大人でも、たくさんの種類の中から選び取るという行為は、なかなか難しいものです。

好きなおもちゃを見つけてほしいという親の願いから、子どもが欲しがるおもちゃをたくさん与えていませんか?

よ~く見てみると、属性が同じような種類のものばかりだったりします。なので、子どもにとっては【自分の大好きな種類のおもちゃがたくさんある!】という環境で、目移りせずじっくりと集中して遊ぶということは難しいことも多くあります。

好きな種類のおもちゃを使って、遊び方はどんどん展開していきます。

同じブロック一つとってみても遊び方には違いが生まれます。ひたすら直線だけでつなぎ合わせていたものも、パート毎を組み合わせるような遊び方に変化していたり・・そんな瞬間に成長をたくさん感じます。

 

いままでたくさん買ってきたのに、急に減らすのは難しいという方へ

では、どんなおもちゃなら長くじっくりと集中して遊べるのでしょう?年齢に合っていたとしても、我が子の好みなどによってはなかなか遊んでくれないものも、もちろんありますよね。

年齢や好みに合ったおもちゃをプロが選んでくれる知育玩具

いまは、保育士や教育のプロが年齢や好みに合わせたおもちゃをおうちへ届けてくれるサブスクサービスなどもありますよ

【おもちゃを買うタイミングは厳選をして】その他のシーズンは、プロが選んでくれたおもちゃを試していくという方法はいかがでしょうか?

 

 

おもちゃをたくさん買わなくても創造性豊かな子どもに

子ども達の成長は、毎日ものスゴイスピードで進んでいきます。だからこそ、行き当たりばったりにおもちゃを買わないことで、適した時期に適したおもちゃに触れることは子ども達の心身の成長や発達にとても大切です。

わたしたち親が手渡していけること

いつかは、わたし達、親の元から自立をして、旅立っていく子供たちに手渡していきたいものって何があるでしょうか?

自分自身の可能性や想像を自分でかたちにしていき、幸せな人生を送ってほしいと願うのは、親からのとっても大切な愛情の一つだとわたしは考えています。

数あるおもちゃの中からプロが選んだ質のよいおもちゃの中から、夢中になれるおもちゃとの出会いは、創造性を育み集中力を高めてくれる大事な経験になっていきます。

期間限定の幼児期の成長に、子どもにとっても親にとっても厳選されたおもちゃで、ストレスが少なく親子で楽しめる時間を過ごせたら幸せですよね!

 

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