生後3ヶ月ごろの赤ちゃんは、だんだんと首がしっかりしてきて、ママやパパの言葉や表情に反応が出てきたり、泣き出した時にママやパパの声を聞いて泣き止んだりと、豊かな表現が出てきて愛らしい赤ちゃんとのコミュニケーションが楽しくなってくる時期ですよね。
育児書の中には、生後3ヶ月ごろからおもちゃを握り始めると書かれていることが多く、
○初めておもちゃを買いはじめたり
○触らせてみたり
することが多いと思います。
でも、興味を持っていないように見えたり、生後3ヶ月のおもちゃを握らない様子があると
●おもちゃが合っていないかな?だったり
●何か発達に不安があるのかしら?と
心配に思うママもいらっしゃるのではないでしょうか?

Contents
生後3ヶ月でおもちゃは握る?握らない?
おもちゃに興味を持つ時期は個人差があります
生まれた時の体重や身長に個人差があるように、おもちゃに興味を持つ時期やおもちゃを握る・握らないのタイミングにも、個人差があります。
生後3ヶ月でおもちゃを握らなくても大丈夫です
発達には、順番が大切ですので、おもちゃを握るという動作の前には、まずは赤ちゃんが自分でおもちゃへ手を伸ばそうとする、という段階も大切なステップです。

生後3ヶ月の赤ちゃんの接し方は?
生後3ヶ月の赤ちゃんの接し方はどんなふうにしたら良いでしょう?
赤ちゃんにとって大切なのは、まずはママやパパとのスキンシップと言葉かけが大切です。
スキンシップ
赤ちゃんの全身を優しく包み込む、抱っこからの肌のふれあいは、人間の身体の最大の感覚器でもある皮膚を刺激して、赤ちゃんの脳やさまざまな感覚器の発達が促されていきます。
そして、何より親子の関係を深め、赤ちゃんの安心感から情緒も豊かに育っていきます。
さらに、肌のふれあいや赤ちゃんからの温もりは、ママやパパの安心感や癒しに通じているようですので、優しい抱っこの時間を楽しんでくださいね。
言葉かけ
生後3ヶ月の赤ちゃんはだんだんと視界も明瞭になり、色を認識し始めたり動いているものを目で追いかけはじめたりする時期。
ママやパパのお顔をじーっと見つめることも、増えていきます。
おっぱいやミルクの後、赤ちゃんが機嫌がよいときは
「おなかいっぱいで、気持ちがよいね〜」とママやパパが笑顔で話かけたり
赤ちゃんが、「あ〜〜」や「う〜〜くん!」など声を出しているときは、「うんうん!」などの相槌など赤ちゃんの目を見て、ママやパパも応じてあげることで
赤ちゃんが表情をみることを覚えたり、応えてあげることを繰り返すことによって、
【自分が発すると応じてくれる】というコミュニケーションを赤ちゃんも覚えていき、コミュニケーションの基礎を作る時期となります。
親子の信頼関係が深まっていくので、ぜひ言葉かけのコミュニケーションを楽しんでくださいね。
生後3ヶ月の赤ちゃんのおもちゃの選び方のポイント
ひとことで赤ちゃんのおもちゃと言っても、生まれてから12ヶ月の間の乳児の時期は、月齢ごとに本当に大きく成長していくので、月齢に合わせたおもちゃを選んであげたいですよね。
では、生後3ヶ月ごろの赤ちゃんには、どんなおもちゃを選んだらよいかポイントをお伝えします。
音が出るものを楽しむ
触ったり、揺らしたりすると音がなるような起き上がりこぼしやガラガラなどは、聴力も刺激されます。
また、ねんねから寝返り、ハイハイ時期くらいまで遊べるプレイジムなども、明瞭な色使いや揺れたり、めくったりなど、赤ちゃんが喜ぶ仕掛けがあるものがたくさんありますよ。
にぎにぎして遊ぶもの
タオル生地で出来ている、ドーナツ型や動物をモチーフにしたラトルようなものを、にぎにぎして感触を楽しむもの。
一番大切なことは、口に入れても安全なもの
赤ちゃんは、自分の口でいろんな物や感触を確かめていきます。ですから、手に触れたものや握れたものをなんでも口に運んでいくので、飲み込んでしまうようなサイズのものやすぐ壊れてしまったりはずれたりしてしまうようなものは危険ですよね。
しっかりとした素材やつくり、サイズや使っている塗料なども気をつけてあげたいですね。
赤ちゃんの時期は安心・安全なおもちゃを
お店やネットで調べてみても、たくさんの赤ちゃんのおもちゃの中から、実際に商品を開けて安全なおもちゃかどうかなどママが手に取ることはできませんよね。
一日、一日の成長がとても大きな今だからこそ
実際に赤ちゃんの月齢に合ったおもちゃの種類や安全で安心して遊ばせることができるおもちゃを
赤ちゃんの発達についてのプロが、月齢や年齢の成長に合わせた五感を刺激してくれる知育玩具を選んでくれたら・・そんな風に思いませんか?